明けましておめでとうございます。
本年の干支は「酉」ですが、その読み方から(お客様を)とり込むことで
商売繁盛の縁起の良い年です。
従来から会員の皆様方からご要望のありました「自社に役立つ助成金情報」、適正な労務管理を実施するための「法改正情報」などをタイムリーにお届けするグローバル通信のバックナンバーです。
明けましておめでとうございます。
本年の干支は「酉」ですが、その読み方から(お客様を)とり込むことで
商売繁盛の縁起の良い年です。
政府から大手企業等が加入する経団連に向けて、配偶者手当の見直しを要望する話がありました。
また、大企業で働くパート労働者も社会保険の加入が強制となりました。
さらには、税法上の配偶者控除の範囲が緩和されるようです。
とにかく現内閣のスピード感には、
感心するとともに非常に恐ろしさを感じています。
強力なリーダーシップの現れかもしれませんが、
例えば働き方の改革についても本来厚労省が中心になって検討し、
推し進めていくところが、逆に矢継ぎ早に出される政府からの指令(要望)に
唯々応えるために汲々として対応している様に映るのです。
最近、安倍政権下での「働き方改革」の準備が着々と進んでいる様に感じます。
これは取りも直さず、現場との感覚の「ズレ」を一過性といえども
より乖離させるおそれをはらんでいると個人的には思います。
企業が抱える課題は様々あります。
特に最近は、新たな人材を雇用する事が難しく、
求人募集をかけても企業が希望する人材を獲得するのは大変なことです。
今年度から月の時間外労働が80時間を超える企業に対して行政指導の強化を図られました。
これは、国による長時間労働是正対策の一環です。
最近、ある裁判での判決が話題となりました。
それは、定年を迎えた労働者がその後再雇用され、
嘱託社員として前と同じ仕事をしているのに給与を引き下げられるのは違法だとの訴えで、
裁判所はそれを認め「労働契約法」違反としてその差額の支払いを命じました。
昨今の世情を反映して、育児を行う時期と親の介護を行う時期が重なる「ダブルケア」世帯の問題が注目されています。
この様な環境下では、仕事との両立が難しく、仕事を辞めざるを得ない深刻な問題を抱えることになります。
最近読んだ本で、「すばやい判断と行動」をする者が、
最終的にあらゆる場面でその果実を手に入れる可能性が高くなるとのこと。
「マタハラ」については最近、司法判断が出て一定の理解を深める契機になりましたが、
「セクハラ」は明確な立証証拠がない場合、被害者が救済されないケースが多く、
「パワハラ」に至っては当事者(加害者)自身がその認識がないケースもあり、
特に管理職の方が部下を指導する場面では、戸惑いの声がきこえてきます。