投稿者: ドクター総務

┌－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－－┐ ├○　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　│ │　　☆　グローバル通信Ⅱ　vol.１５７　☆　２０２４／８／１配信　　│ … もっと読む »

新しい年度がスタートし、労務の管理に影響する法改正もいろいろと施行されました。おざなりにすると、直ぐには影響を及ぼしませんが、後々に労使紛争に発展し、最終的に司法での争いになりかねません。

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このところ、求人募集をかけても中々応募がないとの声が多くきかれます。
確かに年々労働力人口も減少し、また、最低賃金額のここ数年の上昇率を反映してか、労働条件も既存の労働者以上のものを求められる傾向があり、企業も限られた原資のなかで四苦八苦しているのが小企業・零細企業の実態だと思います。

昨年は、ようやく新型コロナ流行前の日常が戻ってきて、経済活動も力強さを増してきましたが、長引く「ウ・露」戦争や新たな「ガザ地区」での紛争による影響でエネルギー高、食料高、原材料高で生活に関連するあらゆるものが高騰し、企業努力のもと賃金アップも実施されましたが、なかなか物価高に追いつけず、生活は厳しさを増しました。

今月号では、キャリアアップ助成金（社会保険適用時処遇改善コース）を取り上げています。
政府が決定した「年収の壁・支援強化パッケージ」（106万円の壁、130万円の壁）の一部ですが、今後どの程度
活用されていくか注視したいと思います。